フランケンシュタイン観劇感想記録②

さぁまだ1幕が終わってないぞ!?

ってことでフランケンシュタイン感想まとめ続きです。

 

♪生命創造の歴史が始まる 

 ◇あっきービクター

覚醒した。生命創造への気持ちが高まっている。

首持って震えていることがあった。

恐れとかではなくて、今からやるんだ・・・!という風に見えた。

そして首持ちながら雷の音に反応してた。

その音が神か何かの声のように、少し突き動かされるように、その声の通り動いている感じだった。

生命創造についてはまったく疑っていない。

絶対に失敗しないと思っている。成功を信じている。

だからか笑みさえ浮かべてる。

神に喧嘩を売ってる印象も受けた。

この曲であきビクの本当の狂気が始まった感じ。

後半に向けて生命創造への確信が強まってる。

 

◇柿ビクター

生き返らせると決意してる。

アンリ生き返れ!生き返ってくれ!感が強い。必死。

首を愛おしそうに抱えて頬ずりをする。

名古屋前半はこの曲は祈りのように感じたけれど、後半は神へ挑んでいるように感じた。

♪さぁ 呼ぶがいい俺を創造主と~の「さぁ」がまるで地獄からの声。

内から声を吐き出すような、力強さや狂気、恐怖を感じる声。

名古屋から♪神よ 祝福をの「神よ」が叫ぶような吠えるような歌い方になってて迫力がすごかった。

その時にジャケットを後ろにばさっとして膝立ちになって十字を切る動きが好き。

とにかくアンリに生き返ってほしい気持ちがなにより伝わる。

 

あきビクは余裕そうに、柿ビクは必死に歌っているという本当に正反対のイメージ。

 

怪物が起き上がったとき

◇あっきービクター

ルンゲの死をきちんと悲しんでた。

最初は割りと冷静な感じ。

それから、命を僕が与えたんだ!ですごく嬉しそうにテンションがあがる。

コートを着せるときに必ずコートの中に入った後ろの髪を出してあげるところが好きでした。

あきビクはバックハグとかは基本しない。

命の創造を喜んでる間に怪物に抱き着かれて首絞められたイメージ。

割りとずっと冷静にも見えたので、「アンリ」が生き返ったことの喜びはそこまで感じなかったかな?

 

◇柿ビクター

怪物を見ながら手を口元に持っていき、狂ったように笑う。

ベッドの上に立ち、怪物を見下ろす。

アンリを歩かせたあと、倒れるアンリをバックハグするのが好きでした。

最初の笑いでは生命創造への嬉しさと神になることへの狂気を感じたけれど、アンリを抱きしめる以降はアンリが生き返ったことへの喜びを感じた。

寒いだろっていうときも体をさすってあげるし、後ろから抱き着かれたときもすごく嬉しそう。

後ろから抱き着かれてもじゃれている感じ。

柿ビクがバックハグするので、怪物はしてくれたことをただ単純にし返してあげただけなんだよなぁ力の加減が分からなかっただけで・・・と思える。

 

  • ルンゲが向けた銃

起き上がった怪物を見て、ルンゲは銃をかまえる。

部屋に戻ってきて怪物を見た柿ビクは必ず銃を持って下げさせる。

あきビクは基本スルーだったんですが、大阪で見た時はルンゲを制止してた。

ただルンゲの体ごと横に向かせてて可愛かったw

 

  • 銃を撃つ時

あきビクはしっかり怪物を見て撃つ。

柿ビクは撃つとき必ず目を背ける。

 

ラストの♪アンリーで最後高音にあげてくる柿ビク大好きだったし、これで1幕終わるとか大満足!!って毎回思ってました!

 

【2幕】

 冒頭~♪逃亡者

◇あっきービクター

 ジュリアへの愛はあきビクの方が素直に伝えられているなって思うw

キスや抱きしめに関してあきビクの方が慣れてるというかスムーズでよかった。

怪物に対しては怯えと言うよりは警戒の気持ちなのかな?と感じた。

 

 ◇柿ビクター

♪あなたなしではで、階段の手すりを両手で持ちながらちょっとゆらゆらしているのがちょっと柿澤さんだなって思った(笑)

そういうとこも含めて柿澤ビクターはできてるんですけどね!

雷が鳴った時の怯えがすごい。

一気に子供になる。

怪物が投げた実験日誌を基本パラパラと見るけど、してた皮手袋を口で咥えて外してまでめくって見てたこともあった。(皮手袋口で咥えて外すの大好きでした)

 

闘技場

◇あっきージャック

ヘタレ。

尻に敷かれてる。

でも自分より弱者には強いタイプ。

下ネタはほぼなし。代わりに(?)怪物に鼻フックする。

オネエちょっと入ってるかな??くらいであまり感じない。

エヴァに叩かれたり突かれたりして、女の子座りで倒れこんでジャケットの裾を噛んで泣きまねしたりする。(アタックNo.1みたいだった(古))

 

◇柿ジャック

最低な下衆野郎www

本当に下品で、「下品ですみません」って周りの人にいつも思いながら見てました(笑)

ど下ネタなことを怪物にしまくっててそりゃ怪物に憎まれるよなって納得。

いつもはふざけていてオネエ言葉だしキャピキャピしたりもしてるんだけど、時々スッと真顔になるのがぞくっとした。

尻には敷かれてるんだけど、実は対等、もしかするとエヴァより上にいるのかも?と思わせる一面あり。

必ずモノマネするのでモノマネお兄さんと呼ばれる。

杖をゴルフみたいにして素振りしてるけど割りと本気でしてて勢いが凄かった。

ジュリアがいると必ず後ろから抱き着いて胸とか触っていて最低でした(褒めてる)

 

私は初演も柿澤さんで見たので柿ジャックが「ジャック」だと思っていたので、あきジャックが全然違ってめちゃくちゃびっくりしましたね・・・

あれがデフォじゃないんだ!?ってなりましたね(笑)

ジャックまじで別人。

韓国版のジャックも映像で見たけど、韓国版が一番さらっとしているジャックで、それも驚いた。

韓国版のジャックが一番オネエっぽい?し言葉がきちんと分からないのもあるのか残虐さは一番感じなかった。

 

♪お前は怪物だ

◇あっきージャック

あきジャックそこまで自由なイメージなかったのに、22日の時にはあっきーの自由さが出てて面白かったw

ビクターの日誌の最後のページを読むときに「普通に読んでもつまんないからミュージカル風に読もう」とか言いだして、それをSAY!ってアンサンブルさんにリピートさせる暴挙w

最後のーって歌いだしたところでこれの悪いところは情報が入ってこないところって言って、普通に読もうと言ってそこから普通に読みだすw

あきジャックはそこまで歌中も怪物にひどい仕打ちはしてないイメージだけど柿ジャックのせいで私の判断がゆるくなってる可能性ある(笑)

狂っているというより自分の強さというか立場に心酔してるような歌い方に感じた。

楽しんでる。

 

◇柿ジャック

歌前にめちゃくちゃアンサンブルさんをセリフで振り回す柿ジャック(笑)

あわわわわ、とかねーとか言ってそれを毎度アンサンブルさんにやらせるの好きでした(笑)

アンサンブルさんありがとうございます(笑)

そして歌中も最低なことを怪物にしまくる柿ジャック最低で最高。

歌中に痰をつくって怪物にその痰を口移しするシーンがあるけど、私の見た中で2/16の小西怪物のときだけ吐きかけてた。小西怪物にはそうしてるのかな?と思ったけど次観たかきこにでは口移ししてたのでそういうわけではないらしい。

あの痰つくるのいつも凄いなって思ってたしそのあと普通に歌ってるから歌に影響ないの??って普通に疑問だった。

東京はどうだったのか分からないんですが、ラスト♪壊れたおもちゃだーのだーが2/15以外の名古屋・大阪はめちゃくちゃなハイトーンで歌ってて素晴らしかった・・・

柿ジャックは狂ってる感じで、歌中笑顔を見せたりもするけどやはり真顔の時もあるので楽しんではいない感じした。

歌い終わりに「行こっか、イゴールちゃん♡」で二人で杖跨って去っていくのいつも可愛かったし、そこでのイゴールへの反応もアドリブ色々あって好きでしたw

 

この曲でジャックが怪物と断定しちゃったり、お遊びで作ったおもちゃだの、人間じゃないだの、博士は狂ってるだのと色々怪物の前で言うけど、そのジャックの発言で怪物の考えが決まっている、または影響を受けているのかと思うと辛いなと思います。

 

♪そこには・・・

◇小西怪物

割りとしっかりした怪物っぽさもあるけど歌中はジュリアを抱えてぐるぐる振り回すような幼さを見せたりもする。

カトリーヌの言葉への理解も和樹怪物よりは理解が早い気がした。

 

◇和樹怪物

和樹怪物は歌中、手をつなぐけど回しはしない。

日誌を噛んだり、カトリーヌの言葉理解も時間かかってて、小西怪物より幼さを感じる。

 北極への想いが強い気がした。

 

もうただただ微笑ましく見てるだけなので記憶が薄くて申し訳ないくらい;

でもこの歌の中でカトリーヌを抱きしめるか抱き締めないかで、後半の夢の話のときに感じ方違ってくるなと思っている。(私はそうだった)

この曲で微笑ましい気持ちになったところでいつも柿ジャックが「私も楽園へ連れてってー♡」って入ってくるの本当下衆野郎だなって思う。(褒めてます)

 

 ♪生きるということは

カトリーヌの迫力が毎度凄くて素晴らしかった。

特に後半客席を指差して歌うあの迫力!

いつもひきこまれてました。

怪物に薬を渡したあと、嬉しそうに飲む怪物を見て苦しそうな顔を一瞬見せながらも決意の顔をするのがよかった。

 

闘技場(決闘)

エヴァがフェルナンドのお腹を刺して殺すの、現実とリンクさせてるんだなって後半に気付いたけど、アンサンブルさんもその点を指摘しててやはり!と納得できました。

そのリンクで考えるとイゴールとジャックがよく一緒にいるのも現実とのリンクと関係あるのかな?と思ったり。

 

怪物を捨てるときに柿ジャックは必ず怪物の上に跨るけどそこのかきかずが凄く好きでした。

和樹怪物はジャックの太股に必ず手を這わせるんだけど、その手を柿ジャックは必ずとって自分の頬に持ってきたり、恋人繋ぎの形で手を絡ませたあとはらったりするんですよ!

それがなんかビクターとアンリを思い出させるような感覚があって好きでした。

 

♪俺は怪物

◇小西怪物

悲しみが強い。

表にはあまり出さないけど内へ秘めた怒りが強い感じ。

怒りと悲しみと苦しみ。

結構歌いながら呻いたりするから、苦しみのイメージ強いのかな?

 

◇和樹怪物

恨みが凄い。

一言一言にビクターへの恨みがある。

肉は誰かの肉!って叫んでるのが印象的。

本当に心からの叫びのようだった。

♪昨日初めて見た夢~で誰かに抱きしめられてたって続くけど、和樹怪物の場合はそれ絶対ビクターじゃん!?ってなる。

怪物のこと抱きしめたのビクターだけだから絶対ビクターだよね!?って思えて胸が苦しくなる・・・

 

残念ながら終わらなかったので③に続きます(笑)

③で終わらせる予定!

 

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